特別公開講義(第35回)

TK
2023.08.01 18:16 コメント
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日本半導体産業:凋落の歴史と復活の可能性についての一考察
―TSMC熊本進出と新会社ラピダスを事例研究として―

●開催日:
2023年8月29日(火) 14:00~16:00

●受講方法など:
Zoomを利用/無料

●講師:
江崎 康弘(EZAKI Yasuhiro)博士(経済学)
大東文化大学国際関係学部 特任教授
高崎経済大学経済学部・都留文科大学教養学部 非常勤講師

●講師略歴:
 NECで国際ビジネスを経験。企業勤務時代の大半を通信装置売買やM&Aの契約交渉に従事し、英国駐在を含め数多くの海外経験を積む。NEC放送制御事業企画部事業部長代理、NECワイヤレスネットワークス株式会社取締役などを歴任。2014年、埼玉大学大学院経済科学研究科博士後期課程修了。2015年、長崎県立大学経営学部国際経営学科教授に転じ、同大を2021年3月末で退官。現在、大東文化大学国際関係学部特任教授(担当科目:国際マーケティング論など)、高崎経済大学経済学部と都留文科大学教養学部で非常勤講師(担当科目:日本経済論など)。在京中堅企業の海外展開や新事業創出支援を並行して実施中。

●講義概要:
 戦略物資としての半導体の重要性が高まっています。米中貿易摩擦に伴う半導体のデカップリングから懸念される台湾有事、ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍でのサプライチェーン寸断などを考えると、先端半導体の製造基盤を国内に保持することが、経済安全保障上も重要となってきます。その反面、1990年代後半以降、日本の半導体産業は凋落しています。その衰退した理由を踏まえ、日本の半導体産業が現在どのような事業戦略を講じているのか、文献調査や関係者からのインタビューを中心に調査を行なってきました。今回、事例として取り扱うTSMC熊本新工場や新会社ラピダスの事業の成否は、九州や北海道の地域経済・地域振興、さらには日本の半導体産業の復活に多大な影響を及ぼすことが必至です。過去の失敗例と照合し、成功へ導くために必要となる新しいビジネスモデルと戦略構築に繋げるべく、今回は基本構想をお話したいと思います。
<実施体制>
【主催】一般社団法人アジアビジネス連携協議会
【協賛】日本リスクマネジメント学会
【後援】日本電気株式会社(NEC)/ジェトロ福岡/株式会社アジアソリューション/財界九州社/弁護士法人大明法律事務所/専門学校日本デザイナー学院/一般財団法人アジア太平洋研究所/ASIA-NET/日本ITビジネスカレッジ/Whenever大連

<申し込み>
以下の専用フォームからお申し込みをお願いいたします。

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